■■セラフィタ・セラフィトス■■
年齢不詳。国籍不詳。性別不詳。所在不詳。
バルザックの有名な小説「セラフィタ」の主人公の名前。おそらくは両性具有小説の幻の最高峰。(なぜ幻かというと入手しにくいから。かの山尾悠子氏も読みたいが訳書が無かったので自分で原文を翻訳された、ということらしいです) そして「両性具有」なるものの代名詞的名前。本名は謎のまま、記号的にその名で呼ばれる、全てが謎に包まれた少年。
注:「セラフィタ」=文豪バルザックが、北欧の神秘主義者スウェーデンボルグの影響のもと書き上げた両性具有の天使の昇天の物語。両性具有だからとエロを期待してはいけません。むしろ哲学書に近い難解さです。ちなみにヴィクトル・ユーゴーやボードレール等19世紀の文豪、詩人達の多くがこのスウェーデンボルグにかなりの影響を受けたといわれている。そして、スウェーデンボルグとは、バリバリのイルミナーティであったことが証明されている。
アレンの記憶の中に出てくる彼と同年代の少年。(少年と記憶している)。
「獣」と「救世主」両方の可能性を合わせ持つ、最強にして最有力の候補者。
先行ネタバレ。
もちょい待って
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