最近、普及しだした冷却CCDカメラは、相反則不軌がないために銀河などのディープスカイ撮影をする天体写真の主流となっています。アメリカ、イギリス、日本などの、メーカーが覇権を争っていますが、デファクト・スタンダードはアメリカのSBIG (Santa Barbara Instrument Group) 社でしょう。 私も同社のST-8を1997年初めに入手しましたが、使いこなすのに精一杯の状態が続いています。このカメラはCCDチップが2個ついており、1個は撮像用に、もう1個はガイディング用に使用します。 右の写真はマクストフカセグレンの接眼部に取り付けたST-8カメラで、電源ケーブル、画像転送用のパラレルケーブル、セルフガイディング用ケーブルなどが見えます。このため、望遠鏡周りはケーブル地獄状態と化しています。 CCD stands for the Charge Coupled Device which works at better than 20 percent efficiency while photographic palate has only 3 to 4 percent. So CCD is getting main astronomical imaging tool recently. I purchased ST-8 CCD camera which was made by SBIG, USA, early 1997. This camera has 1.6 milion pixecels and self guiding mode. |
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2.冷却カメラの使用状況 My way to use ST-8 ご多分に漏れず当初は使い方が分かるのに四苦八苦し、今は使いこなしに四苦八苦しています。短時間で画像を取得するのは簡単なのですが、亜満足のいく画像を得るには至っていないのが実情です。 ・対象物の導入 視野の狭いCCDチップに対象物を導入するのは極めて困難でした。8x50のファインダーではごく明るい一部の星雲・星団しか導くことができません。そこで、ガイド鏡の必要性を感じ、中国製のSCHWARZ-120をロスマンディ製のガイドリングをつけてピギバック式に搭載したところ、極めて効率が良くなった次第です。 ・セルフガイド 当初オートガイダー端子付とのことで購入した赤道儀にコネクターが合わず、代理店の国際光器へ注文しましたが、数ヶ月を要しました。しかし、試してみるとセルフガイドは相当な困難を伴うことが判明しました。いずれに詳しく、報告したいと思います。 ・三色分解カラーフィルター・ホイール SBIG純正のCFW-8も同時に購入しましたが、これまではモノクロが精一杯の状態でしたが、最近、ようやく使用できるようになりました。 |
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・フォーカルレデューサー Focul Reducer Intes Micro純正0.6x ・制御用パソコン Personal Computer (IBM/PCAT chrone) 富士通 FMV450(1994年製) DX4/100ODPに換装、HDD 420 KB!、RAM 24MB ・露防止ヒーター Heater for Dew Removing ケンドリック(カナダ)製デューリムーバー Control box of Kendrik Dew Remover |
![]() Hood and dew remover's cables ![]() ST-8 with CFW-8 using Takashashi camera adapter |
使用中のソフトです。ST-8の画像はステライメージで、印刷用にはTIFFに変換してフォトショップで修正しています。 ・AstroArts Stellar Image 2(アストロアーツ・ステライメージ) ・Adobe Photoshop 4.0.1J(アドビ・フォトショップ) ・MaximDL |
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・昨年のCANP'98の模様を紹介します。 ・今年のCANP 2000の模様を紹介します。 |
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