■Deutsche Optik再訪 同社を訪れるのは2回目なので、とてもスムーズに行くことができた。ちょうどお昼休み時だったので、近くにあったチャイニーズレストランにて昼食をとる。ランチメニューにないものを頼んだので、高くついてしまったが、海鮮焼きそばは美味だった。 13時過ぎを見計らってドアを開けるとあかないので、まだ昼休みかと思っていたら、中から受付の女性がドアを引く格好をしている。単に思っていたよりも重たいだけだったようだ。 |
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■今回のお買い物は、 例によって受付の女性に用件を言ってショールームへ入れてもらう。装飾などは昨年と同様に思えた。 今回は冷戦時代の旧東側双眼鏡をいくつか見せてもらう。旧東独を除いておそらくできの良さそうなのはチェコスロバキア製と思い、6x30を購入することにした。外装、光学系ともオーバーホールされたもので、見え味も軍用だけあってしっかりとしたものだった。BaK4プリズムは当然だが、視野の着色もそれほどなく、見やすい像と言える。 軍用双眼鏡に共通しているのが右目側のレチクルである。比較的単純なパターンといえる。 ケースの負い革がなかったので、新品をつけてくれたのが嬉しい。 |
他に欲しいものはないのかと聞くので、最近興味を持った米陸軍のM-19双眼鏡が欲しいというと在庫なしという。しばらくすると、アジア系(中国かベトナム人?)の修理職人をつれてきて、現状渡しのM-19ならあるがこれでどうだという。価格はと聞くと、ちょうど100ドルでよいという。 外装はともかく、中を覗くと左側のプリズムの角が欠けている。部品もないので修理もできないというので、これは買わないから、次入荷したら教えて欲しいとメールアドレスを書き置きしてきた。 |
■その後 帰国後しばらくして同社のウェブサイトを眺めていたら、在庫品のセールをやっていた。中にあったのが下記のヘンゾルト7x50 IFである。同社はカールツァイスの現行品のDialytなどの製造メーカーで、ダハプリズム双眼鏡の製作では草分け的な会社である。すでにカールツァイス社に吸収されて、双眼鏡などの生産を行っている子会社である。 軍用品だけは自社ブランドをつけているようで、8x30や10x50も販売していたようだ。この双眼鏡はラバー被覆、レチクル入りで軍用っぽい格好をしている。 光学性能はカール・ツァイスのブランドを冠した双眼鏡のメーカーらしく、シャープでコントラストの高い像を見せてくれる。とても重たいのが難ではあるが・・・。
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